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論文

Phase behavior and thermodynamics of U-Mo-C system

宇賀神 光弘; 阿部 治郎; 栗原 正義

Journal of Nuclear Science and Technology, 12(9), p.560 - 566, 1975/09

https://doi.org/10.3327/jnst.12.560
 被引用回数：4

U-Mo-C系の相平衝と熱力学的性質とを知ることは、モリデブンがUC燃料内にFPとして存在することからそれの照射挙動の解明に重要である。ここでは従来の相平衝データとそれを捕捉する著者らのデータとから新しいU-Mo-C系状態図を提起し、さらにこの状態図に基づいてUMoC$$_{2}$$とUMoC$$_{1}$$.7との生成の自由エネルギーを推定した。

論文

Thermodynamic activity of carbon in molybdenum-containing uranium carbide

宇賀神 光弘

Journal of Nuclear Science and Technology, 12(6), p.381 - 384, 1975/06

https://doi.org/10.3327/jnst.12.381
 被引用回数：0

モリデブンを含む炭化ウラン中の炭素の熱力学的活量をU-Mo-C系の相平衝を用いて計算し、オーステナイト系不銹鋼のそれと比較した。炭化ウラン中の炭素活量はモリデブンの化学形と濃度とに依存して変化することがわかった。即ち、過剰の炭素がUC$$_{1}$$.5あるいはUC$$_{2}$$として依存するときは、モリデブンは炭素活量に影響しないがUC中にUMoC$$_{2}$$あるいはUMoC$$_{1}$$.7としてモリデブンが存在するときは、炭素活量を著しく低下させる。後者の場合には不銹鋼との両立性のよいことが推定された。

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